平成27年11月25日(水)

約1万1千名の熱気につつまれた、武道館「今こそ憲法改正を!1万人大会」

 11月10日(火)。日本武道館において、「今こそ憲法改正を!1万人大会」(主催:美しい日本の憲法をつくる国民の会)が開催されました。小雨交じりの生憎の天気。平日の昼間にもかかわらず、保守派有識者や衆参両院の国会議員、そして北海道をはじめ全国各地から一般市民が参集しその数、実数で11,321名。日本武道館の最大座席数は立見席も入れて14,471席ですから、場内は立錐の余地がないほどの熱気につつまれました。

 櫻井よしこさんの挨拶から会は始まりました。当初、安倍晋三首相も出席予定でしたが、衆院予算委員会の審議のため、急遽ビデオメッセージによる参加となりました。その後、中山恭子次世代の党代表や米カリフォルニア州弁護士ケント・ギルバート氏のあいさつ。平沼赳夫・日本会議国会議員懇談会会長からのメッセージ披露なども行われました。また、作家の百田尚樹氏監修・津川雅彦氏の語りによる憲法改正啓発ドキュメント映画の予告編(年末公開目標)初上映も行われました。

櫻井よしこさんの挨拶

安倍晋三首相のビデオメッセージ

 日本会議の悲願、憲法改正に向け、固い決意と意思を参加者全員が共有しました。最後は杉並区議会議員、よしだあい氏の先導で「ガンバローコール!」を、参加者全員で力強く唱和し、約2時間の会を終了しました。北海道から参加してた20名は、翌日、皇居、靖国神社を参拝し、夕刻帰途につきました。来夏の参議院選挙は、憲法改正に向け重要なものになります。自民党と第三極改憲派が3分の2を獲得すれば、憲法改正が大きく動き出します。目標を一点に絞り、今後もみなさんとご一緒に行動していきましょう!

よしだあい氏の先導で「ガンバローコール!」


改憲が嫌いな?NHKの報道姿勢

11月10日、午後6時すぎのNHKテレビ全国ニュースでは、武道館1万人大会ニュースと同列で、「今の憲法を護るべきだという人たちが、東京都内で集会を開き」とした題した報道をし、「国民の権利を制限する緊急事態条項は危険だ」などと訴えました。出席者は、民主、共産、社民の国会議員5人が参加。会場は、学校の教室のような小部屋で、年配の男女がパラパラと坐り、主催者発表では約80名とのことでしたが、実際は、3〜40名程度にしかみえませんでした。NHKは、この護憲派の集会を東京都内とだけで具体的な場所は何も報道しませんでした。誰がみても、1万1千名対80名(主催者発表)の集会を、同列に報道するのを見るにつけ、「公共放送NHK」の偏った報道姿勢は如何なものでしょうか。

●当日のパンフレット、プログラムは、下記をご覧ください。

パンフレット[PDF] プログラム[PDF]