平成27年10月29日(木)

教育講演会

「次の世代に美しい日本を残すために」

〜戦後教育を克服する道〜報告

去る10月24日(土)、勝岡寛次先生の教育講演会が開催され、約60名の方が参加されました。 講演に先立って、川田ただひさ氏(前札幌市議)が、「札幌市の教育の現状」を報告。中で特に、アイヌに関する教育の偏向を沖縄独立論との関連を合わせて生々しく話されました。 「アイヌ人」というべきところを「アイヌ民族」と偽称する言葉の混乱が、事態を複雑にしているという指摘がありました。

講演のなかで勝岡先生は、我が国の子供達の自己肯定感が、極めて低いことが紹介され、それは、「人間観」と「国家観」を誤った戦後教育の欠陥が顕われていると強調されました。そして、日本神話には、「天孫降臨」というのがあります。これは"人間は天降りの存在"であるということですが、このことを知るとき人間は、はじめて自己の生命の尊さを知り、生き甲斐を見いだし、おのずから善事を行われるようになります。この自覚を取り戻すことと、「天皇陛下のご存在が日本の宝である」ことを正しく理解することが鍵となることを示されました。
特に、「昭和天皇実録」を読み解いた先生が、われわれは「天皇陛下を宝の持ち腐れにしてはならない」と強調されたことが印象深かったです。以上の観点から、占領軍が押しつけた「国の形に反し」「家族を解体する」現憲法を改正することが急務であると、意義深い講演をしめくくられました。



閉会の挨拶を田下理事長がされ、その中で、勝岡先生から指摘のあった「憲法改正賛同者1000万人署名運動」に積極的協力の要請がありました。